八王子市内 T邸 建具新規製作・交換工事

2023.05.02
今回の案件は、個人のお客様から直接ご依頼があった案件でした。
室内の壁を塗り替えるのに際して、心機一転、建具も新しくしたいという話でした。
お客様の要望は、建具のお掃除の事を考えてホコリの乗りやすい横桟の数を少なくして欲しいという物でしたので、当社にてお客様の要望を踏まえデザインの提案・建具の設計・建具の新規製作・現場建具交換工事をさせて頂きました。
開き戸の格子のデザインはホコリの乗りにくい形状の兜巾(トキン)という形とし、「兜巾組み」という珍しい組み方で組み上げました。
アクセントとして隅板をあしらい花狭間風に致しました。
欄間の硝子戸はスリット部分に石目という今はもう製造されていない硝子をいれアクセントと致しました。
引違いの両面格子戸に関しましても、框や格子の大きさ、太さに注意を払いお部屋に対して圧迫感・存在感が出ぬようにし、飽きのこないようなデザインになるよう心掛けました。
上手く納まりホッとしました。
ありがとうございました。
使用材種:吉野杉(北又材・奈良 ゴトウ木材様)
使用硝子:霞ガラス(厚み4) スリット部のみ石目

(完成)

(完成・内側より)

(完成)

(完成)

(現場風景)

(兜巾組と花狭間)

(兜巾組と花狭間)

 

(製作風景)

(製作風景)

(製作風景)

(兜巾)

(兜巾組仕口)

(製作風景)

(製作風景)

(製作風景)

(製作風景)

(製作風景)

(製作風景)